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INTERVIEW 01社員インタビュー

辻家 弘貴
構造調査・診断部
2005年入社

STORY01
土木、ITシステム、構造調査……幅広い業務経験を
鉄道構造物の維持管理に生かす

私が入社して最初に配属されたのは土木設計本部です。土木設計本部では、主に鉄道連続立体交差化事業に関わる土木構造物の設計を行っていました。
その後、ITシステムデザイン部に異動し、ITシステムに関する業務にも携わりました。JRではトンネルや橋りょうなどの構造物の維持管理をしており、検査スケジュールや検査結果をシステムにデータベース化しています。そのシステムの運用・新機能追加などの改修業務を私が担当させてもらいました。私が所属していた頃はGIS(地理情報システム)が出始めた頃でもあったので、GIS機能との連携にも組み込んだりしていました。
2013年7月からは構造物調査・診断部の計測管理グループに在籍しています。構造物調査・診断部では主に既設構造物の維持管理を目的とした業務を行っています。計測管理グループでは鉄道線路に近接した工事による軌道(レール)や構造物への影響を計測・診断し、列車運行や構造上の安全確保をサポートすることで、ものづくりの推進に寄与しています。

鉄道の下にアンダーパスという道路を構築する場合など鉄道に近い場所で工事が行われると、最悪の場合レールの変状による列車の脱線や構造物の変状などが引き起こされる可能性もあります。そこで、発生する変形を捉えるための計測手法の提案から、機器の設置、計測結果の監視や分析評価を行い、鉄道への影響をJRや施工会社に報告し、必要に応じて対策などの検討も実施します。

STORY02
データだけに頼るのではなく、現場に足を運び、
総合的な状況を加味した分析が計測の精度を上げる

例えば、鉄道の下にアンダーパスと呼ばれる道路を構築する場合、道路工事によって鉄道構造物が沈下してしまうリスクがあります。また、線路の近くで大規模な工事が行われる場合、地面の掘削によって鉄道構造物が倒れてしまう恐れも生じます。そのような事故が起きないよう、私たちは計測器を軌道(レール)や高架橋などに取り付け、インターネット経由で計測データを24時間管理しています。
計測しているものの一つにはレールの変位量があります。レールが変位すると列車が揺れたり、乗り心地が悪くなったりするため、レールの変位量はJR西日本によって許容値が決められており、近接工事の影響で許容値を越えてしまわないかどうかをモニタリングしています。モニタリングを通じて「このまま工事を続けると○日で許容値を越えそうだ」といったことを予測し、JRや施工会社と協議して対策を提案したりもしています。

当社はコンサルタントなので、基本的にはデスクワークが多いのですが、構造物調査・診断部に関していえば、周辺調査や計測器の設置といった現場作業が多くあります。最近では全線路の写真や走行列車からの動画が保存されているGISシステムやGOOGLE MAPなどを活用することで、現場の状況はある程度予測できますが、実際に機器を設置する際の支障物や安全に作業を進めるための手順などは実際に現場に足を運ばなくては見えてこないことがたくさんあります。現場の状況を正確に把握するためにも実際に現場に足を運び、適切な計測機器を選択して計測することが欠かせません。

STORY03
ジェネラリストとしての多角的な知見が、
個々の業務の質も高める

私たちの仕事は単にデータを集めるだけでなく、土木や軌道といった専門的な観点から計測値を分析・評価し、必要に応じて対策の提案も実施しています。工事における軌道や構造物の異常をいち早く見つけて、列車の安全な運行を支えていけるのは、この仕事のやりがいです。
また、いろいろな経験ができるのも当社で働く醍醐味。私の場合は土木設計部門から入り、ITシステムといった専門分野とは異なる仕事も経験させてもらいました。構造物の維持管理に関するシステム業務に携わったことは、現在の構造物調査・診断部の仕事にもつながっています。

仕事を通じてスキルを磨いていいけるため、技術士の資格も早ければ20代後半で取得することが可能です。当社では、より広い技術の習得のため土木系の社員の多くが技術士試験を受験しており、現状では土木系社員の半数以上が取得しています。
受験にあたっては、勉強会の他に個別で上司が論文の添削してくれたり社内で模擬試験を実施してくれたりもします。また、合格すれば一時金が支給され、毎月の給与にも手当が付きます。私は技術士(建設部門)のほかに、一級土木施工管理技士やシステムアドミニストレーター(現在の“ITパスポート”に当たる)の資格も取得し、現在は技術士(総合技術監理部門)にチャレンジしています。

STORY04
上流から仕事をコントロールできるメリットがある

ワークライフバランスを重視している点も当社の特徴といえるのではないでしょうか。一般的な建設コンサルタントに比べても残業は少ないと思います。私などは子どもをお風呂に入れることを日課にしているので、それに間に合うように仕事時間をコントロールしています。
当社はJR西日本に関わるプロジェクトに上流から携わることができ、早くから担当者として業務を任せてもらえることから自らで業務をコントロールできるため、結果として残業の抑制につながっていると思います。

構造物調査・診断部の仕事は、柔軟な考え方ができる人が向いている部署だと思います。設計はある程度は手法として確立されていますが、計測はAIやIoTなど技術が日進月歩で進化していく世界。当社でも計測機器の開発で特許を取っていますが、常にブラッシュアップは必要です。
日々の業務のなかでも問題点や課題を見つけ、新しい手法や機械の開発につなげることが大切。その点、当社には新しい挑戦に関しても積極的に後押ししてくれるチャレンジできる風土があります。チャレンジスピリットを持った方も思う存分、力を発揮していけるでしょう。

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